【2026年版】グアテマラの治安は悪い?|危険な場所と注意点

アティトラン湖

グアテマラに約5年間暮らした私が、実際の生活で感じた治安や、地域ごとの違い、女性一人で暮らす際に気をつけたいことを紹介します。

1.グアテマラへ行く前、私が一番心配だったこと

私はスペイン語を勉強するために、グアテマラへ3か月の留学をすることにしました。

しかし、初めての中米ということもあり、とても不安でした。

空港からホテルまでの移動が心配だった私は、日本人向けの空港送迎サービスを利用しました。

本来は現地スタッフが迎えに来るプランでしたが、それすら不安で、追加料金を支払い、日本人スタッフに迎えに来てもらいました。

今振り返ると、当時の私は必要以上に心配し過ぎていたと思います。

現在の私は、中南米を旅行する時でもホテルを予約せずに現地へ行き、その場で宿泊先を探します。

もちろん、防犯意識を持つことは大切です。

しかし、5年間グアテマラで生活した今だからこそ言えるのは、「必要以上に怖がる必要はなかった」ということです。

私が実際に5年間生活して分かった、グアテマラで気を付けるべきことと、安全に暮らすためのポイントを紹介します。

2.実際に5年間住んで感じた治安

グアテマラへ行く前の私は、「危険な国」というイメージしかありませんでした。

インターネットには強盗や殺人事件などのニュースが多く、外を歩くだけでも危険なのではないかと思っていました。

しかし、実際に5年間生活してみると、私が想像していたものとは少し違いました。

もちろん、日本と比べると治安は良いとは言えません。

夜遅くの一人歩きや、人通りの少ない場所へ行くことは避けるべきですし、スリや強盗などにも注意が必要です。

しかし、必要以上に怖がる必要はありません。

大切なのは、日本とは違う防犯意識を持って生活することです。

私自身も5年間生活する中で、危険だと感じる場面はありましたが、防犯を意識することで、大きなトラブルに巻き込まれることなく生活することができました。

3.女性が気を付けること

グアテマラの治安について調べると、強盗や殺人などの情報が多く出てきます。

しかし、女性にはもう一つ注意してほしいことがあります。

それは、性的被害です。

私はグアテマラに住んでいる中で、ニュースにならないような現地の話を聞く機会がありました。

旅行者や短期滞在者には入ってこない情報も、実際に生活していると耳にすることがあります。

私自身、長期間生活し、現地の人との交流もありました。しかし、日本と同じ感覚で行動するのではなく、女性一人で生活する場合は常に防犯意識を持つことが大切です。

特に気を付けたいことは、

  • 夜遅い時間に一人で出歩かない
  • 知り合って間もない人を簡単に信用しない
  • お酒を飲む場所では自分の飲み物から目を離さない
  • 住む場所は周辺環境を確認する
  • 断るべき時ははっきり断る

ということです。

私がグアテマラで生活していた中で、実際に性的被害に遭った外国人女性の話を聞いたことがありました。

そのため、女性一人旅行や留学、長期滞在をする方には、防犯意識を持って生活してほしいと思っています。

親切に接してくれる人が多い一方で、その親切さをすぐに信用してしまうのは危険な場合もあります。

私は現地で、「優しくしてくれたから安心だと思った」「知り合いだから大丈夫だと思った」という油断からトラブルに巻き込まれたケースを見聞きしました。

もちろん、すべてのグアテマラ人が危険という意味ではありません。私自身も多くの親切な人たちに助けられてきました。

だからこそ、相手が親切だからといってすぐに信用するのではなく、十分に時間をかけて相手を知ることが大切です。

日本よりも防犯意識を高く持ち、自分の身を守る行動を心掛けることで、安心して旅行や留学生活を送ることができると思います。

治安情報は「怖がるため」ではなく、「安全に生活するため」に知っておくことが大切です。

4.私が実際に経験したトラブル

サンペドロでは、個人のスペイン語の先生と契約しました。

契約前、彼は「これまで多くの日本人や外国人にスペイン語を教えてきた」と話し、日本人の生徒が書いた感想や口コミを見せてくれました。

そこには、「熱心で分かりやすく教えてくれる先生」という内容が日本語で書かれており、私は安心して、まず1週間の授業を契約しました。

1日目の授業は特に問題なく終了しました。

しかし、2日目の授業中に、先生が私の体に触れてきました。

私はその場で「やめてください」とはっきり伝えました。

先生は謝罪し、「もう二度としない」と約束しました。

ところが、3日目にも同じことがあったため、私は授業を続けることはできないと判断し、契約を解除して残りの日数分の授業料を返金してほしいと伝えました。

しかし、返金には応じてもらえず、その後は授業には行きませんでした。

この経験から学んだことは、「口コミがあるから」「日本人の生徒がいたから」という理由だけで相手を信用してはいけないということです。

個人レッスンを受ける場合は、少額・短期間から始めること、少しでも不安や違和感を感じたら無理をせず、その場を離れることが大切だと感じました。

5.よくある犯罪・トラブル

グアテマラでは、地域によって治安にかなり差があります。特にグアテマラシティでは、観光や移動の際に十分注意する必要があります。

私自身、グアテマラシティでバスに乗っていると「強盗に狙われる可能性があるから、しゃがんで窓から見えないようにして」と言われたことがあります。

また、知り合いがレストランでお酒を飲んでいる間に、2人とも携帯電話を盗まれたのに、盗まれたことに気づかなかったということもありました。

別の知り合いは、車から降りたところを強盗に脅され、車をそのまま盗まれています。

グアテマラでは、スリや窃盗の中には非常に手際のいい犯人もいます。「いつ盗られたのか分からない」ということもあるため、貴重品の管理には注意が必要です。

グアテマラで注意したい犯罪

グアテマラで注意したい犯罪やトラブルには、次のようなものがあります。

  • スリ
  • ひったくり
  • 携帯電話の盗難
  • 強盗
  • 車上荒らし
  • 車両盗難
  • タクシーなど移動中のトラブル
  • 詐欺
  • ATM利用時のトラブル
  • 夜間の犯罪

パナハチェルは比較的安全だったけれど……

私が約5年間暮らしていたパナハチェルは、グアテマラシティと比べると、私は比較的安心して生活できる場所だと感じていました。

日常生活では大きな問題を感じることはあまりありませんでした。

ただし、「比較的安全」と「犯罪がない」は全く別の話です。

私がパナハチェルで暮らしていた5年間の間にも、知り合いが2人、殺されています。その他にも、身近でさまざまな事件がありました。

この経験からも、グアテマラでは「この地域なら絶対に安全」と考えるのではなく、比較的安全な場所でも油断しないことが大切だと感じています。

また、アティトラン湖周辺についても、観光地だからといって油断はできません。

私の知り合いやガイドの中には、アティトラン湖周辺の火山や登山中に強盗に遭い、持ち物を盗まれた人が複数います。

美しい景色を楽しめる場所ですが、登山や人の少ない場所へ行く場合は、ガイドが同行していても注意が必要です。

6.ホテルで気をつけたいこと

グアテマラでホテルや宿泊施設に泊まる際は、短時間でも部屋を空けるときは必ず鍵をかけることをおすすめします。

特に、個室に泊まっていてトイレが共同の場合、「1〜2分だから大丈夫」と油断せず、トイレに行くときも部屋の鍵を必ず閉めてください。

また、自分が部屋にいない間の清掃は、できるだけ頼まないことをおすすめします。

外出中に部屋の掃除をしてもらうのではなく、出かける前に清掃を断るか、部屋にいるときにシーツ交換や掃除をしてもらう方が安心です。

清掃をお願いする場合も、自分が部屋にいる状態で、目の前で作業してもらうようにするとよいでしょう。

特に貴重品を部屋に置いている場合は、短時間の清掃でも油断せず、自分で管理することをおすすめします。

▶宿泊について詳しくはこちら

7.安全に暮らすために

5年間グアテマラで生活する中で、私が常に意識していたことがあります。

特別なことではありませんが、これらを習慣にすることで、大きなトラブルに巻き込まれることなく生活することができました。

暗くなってからは、人通りの少ない道を避ける

高価な物を周囲に見せない

スマートフォンや財布は人前で必要以上に出さず、バッグも常に体の前で持つようにする

現地の人から情報を聞く

少しでも違和感を感じたらその場を離れる

「何となく嫌な感じがする」と思った時は、自分の直感を信じ、その場を離れるようにしていました。

親切な人でもすぐには信用しない

グアテマラには親切な人がたくさんいます。

しかし、相手が親切だからといってすぐに信用するのではなく、時間をかけて相手を知ることを心掛けていました。

日本と同じ感覚で生活しない

日本では当たり前にできることでも、海外では危険につながる場合があります。

「ここは日本ではない」という意識を持ち、防犯を習慣にすることが、安全に生活する一番のポイントだと感じました。

私は5年間グアテマラで生活しましたが、防犯意識を持ちながら生活することで、大きな事件や事故に巻き込まれることなく過ごすことができました。

8.まとめ|グアテマラは危険な国なのか?

グアテマラへ行く前の私は、治安についてとても不安でした。

初めての中米だったこともあり、空港からホテルまで日本人送迎を利用するほど心配していました。

しかし、実際に5年間生活してみると、必要以上に怖がる必要はなかったと感じています。

もちろん、日本と比べると注意が必要な場面はあります。

夜間の行動、人付き合い、住む場所選びなど、日本にいる時とは違う防犯意識を持つことは大切です。

特に女性一人で旅行や留学、移住をする場合は、「親切だから大丈夫」と簡単に信用せず、自分の身を守る意識を持って生活する必要があります。

一方で、グアテマラには親切で温かい人もたくさんいます。

私自身、5年間生活する中で、多くの人に助けてもらい、現地の文化や人との交流を楽しむことができました。

治安情報を知ることは、グアテマラを怖がるためではありません。

危険な場所や注意点を理解し、準備をすることで、より安心して旅行や留学、長期滞在をするために必要なことです。

これからグアテマラへ行く方には、必要な情報を集めた上で、素晴らしい経験をしてほしいと思います。

▶グアテマラについてもっと詳しく知りたい方はこちら

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