
グアテマラでは現金とカードをどう使い分ける?実際に暮らして分かったお金事情と注意点を紹介します。
1.グアテマラの通貨はケツァル(Quetzal)
グアテマラの通貨はケツァル(Quetzal)です。
通貨記号は Q で表されます。
例えば、
Q10 → 10ケツァル
Q50 → 50ケツァル
Q100 → 100ケツァル
という意味です。
ケツァルという名前は、グアテマラの国鳥であるケツァール(Quetzal)に由来しています。
グアテマラでは日常生活のほとんどの場面でケツァルが使われています。
市場、ローカル食堂、チキンバス、コレクティーボ、ランチャ船などでは現金払いが基本です。
一方で、アンティグアやパナハッチェルなど観光客が多い地域では、ホテルや一部のレストラン、大きなスーパーでクレジットカードが使える場所もあります。
2.グアテマラ旅行では現金が必要?
グアテマラ旅行では、現金(ケツァル)を準備しておくことをおすすめします。
観光地や大きなスーパー、ホテルなどではクレジットカードが使える場所もありますが、日常的な移動やローカルなお店では現金が必要になる場面が多くあります。
特に以下のような場所では現金払いが基本です。
チキンバス
コレクティーボ(乗合ワゴン)
ランチャ船
トゥクトゥク
市場
ローカル食堂
小さな商店
また、グアテマラでは少額の支払いが多いため、大きなお札よりも小さい紙幣や硬貨を持っていると便利です。
例えば、Q100札しか持っていない場合、小さなお店や交通機関ではお釣りがないと言われることもあります。
旅行中は、クレジットカードを予備として持ちながら、普段使う分の現金を用意しておくと安心です。
3.日本円は両替できる?
グアテマラでは、日本円から直接ケツァル(Q)へ両替することはほぼ不可能です。
基本的には、日本円 → 米ドル(USD)→ ケツァル(Q)という流れで両替することになります。
そのため、必要に応じて米ドルを準備しておく方が安心です。
米ドルはグアテマラ国内で比較的両替しやすく、観光地や都市部の両替所などで対応している場所があります。
ただし、米ドル紙幣は状態によって受け取りを断られることがあります。
破れた紙幣
汚れた紙幣
書き込みがある紙幣
古く傷んだ紙幣
は避け、できるだけきれいな紙幣を用意しましょう。
4.ATMで現金を引き出す方法
グアテマラでは、海外対応のキャッシュカードやクレジットカードを使ってATMからケツァル(Q)を引き出すことができます。
長期滞在者や旅行者の多くは、必要な分だけATMで現金を引き出す方法を利用しています。
ATMの利用方法
基本的な流れは以下の通りです。
①銀行やスーパーマーケットなどにあるATMを探す
②カードを挿入する
③言語を選択する(英語対応のATMもあります)
④暗証番号(PIN)を入力する
⑤引き出したい金額を選択する
⑥現金・カード・明細を受け取る
ATMを利用する時のポイント
一度に大量の現金を持ち歩くより、必要な分だけ引き出す方が安心です。
また、ATMによっては手数料が発生する場合があります。
利用前に、
引き出し金額
手数料
為替レート
を確認しましょう。
銀行内や人目のある場所のATMがおすすめ
ATMを利用する際は、できるだけ
銀行の中にあるATM
ショッピングセンター内のATM
スーパーマーケット内のATM
明るい時間帯
を選ぶことをおすすめします。
持って行くクレジットカードが、海外のATMで現金を引き出せるカードかどうかも、事前に確認しておきましょう。
すべてのクレジットカードが、海外のATMで現金を引き出せるとは限りません。
日本で普段使っているカードでも、海外キャッシングに対応していない場合があります。
私がおすすめする、海外キャッシングに対応したクレジットカードを紹介しています。
実際に海外で使うことを考えて選びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
5.ATMを利用する時の注意点
グアテマラでATMを利用する場合、便利な反面、いくつか注意が必要です。
ATMトラブルに注意する
まれに、ATMの不具合によってカードが機械の中に取り込まれてしまうことがあります。
また、カード情報を不正に読み取るスキミング被害が発生する可能性もあります。
そのため、ATMを利用する時は以下の点に注意しましょう。
- できるだけ銀行内にあるATMを利用する
- 路上に設置されているATMよりスーパーマーケットやショッピングセンター内にあるATMを選ぶ
- 利用者が少ない場所や夜間は避ける
- 特にグアテマラシティなど大都市では、ATMを利用する場所や時間帯には注意
- カードを入れる部分に不自然な装置がないか確認する
- 暗証番号を入力する時は手で隠す
- カードを使った後はすぐに戻ってくるか確認する
もしカードがATMに吸い込まれてしまった場合は、慌ててその場を離れず、設置されている銀行のスタッフへ相談しましょう。
海外では「便利だから使う」だけではなく、「トラブルが起きた時に対応できるよう準備しておく」ことが大切です。
現金を取り出したらすぐにしまう
ATMの前で現金を数えたり、財布に入れ替えたりすることは避けましょう。
現金を受け取ったら、周囲を確認してから安全な場所で整理することをおすすめします。
一度に大量の現金を持ち歩かない
グアテマラでは、必要な分だけATMから引き出し、残りは安全な場所で管理する方が安心です。
旅行中は、現金・クレジットカード・予備のカードなどを分散して持つと、万が一の場合にも対応できます。
6.クレジットカードは使える?
グアテマラでは、クレジットカードが使える場所も増えています。
特に観光客が多い地域や都市部では、ホテル、レストラン、カフェ、大きなスーパーなどでカード払いができる場所が多くあります。
私自身、グアテマラで生活していた時も、大きなスーパーではクレジットカードを利用できることが多くありました。
一方で、以下のような場所では現金払いが基本です。
市場
ローカル食堂
チキンバス
コレクティーボ(乗合ワゴン)
トゥクトゥク
ランチャ船
小さな商店
また、小さなお店ではカード端末があっても通信状況によって利用できない場合があります。
そのため、グアテマラ旅行ではクレジットカードだけに頼らず、現金(ケツァル)も準備しておくことをおすすめします。
7.クレジットカードの情報を抜き取る犯罪を防ぐ
海外では、クレジットカードの情報を不正に読み取られる「スキミング」の被害に注意が必要です。
クレジットカードをカバンや財布にそのまま入れて持ち歩くのではなく、スキミング防止機能付きのカードケースに入れて持ち歩くことをおすすめします。
海外旅行では、クレジットカードそのものを盗まれなくても、カード情報だけを不正に読み取られる可能性があります。
海外旅行でクレジットカードを持ち歩くなら、スキミング対策もしておくと安心です。
クレジットカードを複数枚持って行く場合は、すべてのカードをまとめて持ち歩くタイプよりも、必要なカードだけを入れて持ち歩ける薄型タイプが便利です。
私がおすすめするのは、スキミング防止機能付きのカードケースです。
この商品は、カード用ケースが10枚付いているので、クレジットカードだけでなく、マイナンバーカードや運転免許証なども分けて収納できます。
海外旅行中は、すべてのカードを毎日持ち歩く必要はありません。必要なカードだけを選んで持ち歩き、残りは宿泊先の安全な場所に保管するなど、カードを分散して管理するのにも便利です。
8.5年間住んで感じたグアテマラのお金事情
グアテマラでは、観光地や大きなスーパーではクレジットカードが使える場所もありますが、日常生活では現金(ケツァル)を使う場面が多くあります。
特に、
市場での買い物
ローカル食堂
チキンバス
コレクティーボ
トゥクトゥク
ランチャ船
などでは現金が必要でした。
また、グアテマラでは少額のお金を使う機会が多いため、小さい紙幣を持っていると便利です。
私が生活していた時も、大きなお札よりもQ10、Q20、Q50などを準備しておくことで、買い物や交通費の支払いがスムーズでした。
長期滞在では、毎回ATMで引き出すよりも、自分の生活スタイルに合わせて現金とカードを使い分けることが大切です。
グアテマラでの生活では、日本のように「どこでもカード払いができる」という環境ではありません。
しかし、現金が必要な場面とカードが使える場面を理解しておけば、不便を感じることなく生活できます。
5年間暮らして感じたことは、日本とは違う部分もありますが、現地の生活リズムに合わせることで、グアテマラのお金事情は自然と理解でき、シンプルに管理できるということです。

