
中南米旅行では、移動方法や宿泊スタイルによって、スーツケースとバックパックの使いやすさが大きく変わります。実際の移動経験をもとに、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
1.スーツケースとバックパックどちらがおすすめ?
中南米へ旅行や留学に行くとき、「スーツケースとバックパック、どちらがいいの?」と悩む人も多いと思います。
結論から言うと、中南米を複数の都市へ移動する予定がある人には、バックパックがおすすめです。
その理由は、中南米には舗装されていない道路や、歩きにくい道があるからです。
ホテルや宿泊先まで歩いて移動する場合、道路の状態によってはスーツケースのキャスターが引っかかったり、段差や石畳でうまく進めなかったりすることがあります。
特に、バスを降りてから宿泊先まで歩く場合や、宿を探しながら移動する場合は、スーツケースを引いて歩くよりも、背負って移動できるバックパックの方が楽な場面があります。
私自身、中南米を移動してきた経験から、都市をいくつも移動する旅行なら、私はスーツケースよりバックパックをおすすめします。
ただし、ホテルからホテルまでタクシーなどで移動することが多く、徒歩で長距離を移動しない場合は、スーツケースでも問題ありません。
スーツケースを利用する場合は、大きすぎる物よりも、移動しやすい小さめのスーツケースがおすすめです。
特に留学の場合は、一度住む場所を決めれば大きな荷物を持って頻繁に移動する必要はありません。
どちらを選ぶかは、自分の滞在スタイルに合わせて選び、旅行中にどのくらい歩いて移動するかを基準に考えるとよいでしょう。
2.バックパックのメリット・デメリット
メリット
- 道路の状態が悪い場所でも移動しやすい
- 階段や段差が多い場所でも持ち運びやすい
- バスやタクシーの乗り降りがしやすい
- 荷物を背負ったまま移動できる
- スーツケースのように地面を引いて歩く必要がない
- 宿泊先を探しながら移動するときにも便利
デメリット
- 荷物が重いと肩や腰に負担がかかる
- 荷物を詰めすぎると整理しにくい
- 長時間背負って歩くと疲れやすい
- 防犯のため、貴重品の管理には注意が必要
3.スーツケースのメリット・デメリット
メリット
- 荷物を背負わなくていいので、肩や腰への負担が少ない
- キャスターで転がせるため、平坦で舗装された道では移動しやすい
- 荷物を整理して収納しやすい
- 荷物の出し入れがしやすい
- 衣類などをきれいに整理して持ち運びやすい
デメリット
- 道路の状態が悪い場所では移動しにくい
- 石畳や段差、砂利道ではキャスターが使いにくい
- 階段が多い場所では持ち上げる必要がある
- バスやタクシーの乗り降りで邪魔になりやすい
- 宿泊先を探しながら歩く場合は移動が大変
- キャスターや持ち手が壊れる可能性がある
- バイクタクシーしかない地域では、スーツケースを持って移動するのが大変
4.スーツケースがおすすめな人
スーツケースは、荷物の持ち運びや整理のしやすさを重視する人におすすめです。
特に、次のような人にはスーツケースが向いています。
- 荷物が多い人
- 衣類や靴など荷物が多い場合でも、容量の大きなスーツケースならまとめて収納できます。
- 重い荷物を背負いたくない人
- キャスターで転がして移動できるため、バックパックのように荷物の重さを肩や背中で支える必要がありません。
- 空港や舗装された道路を移動することが多い人
- 空港やバスターミナル、舗装された市街地など、平らな道ではスーツケースを転がして移動できます。
- 同じ場所に長期間滞在する人
- 1つの都市やアパートに長く滞在する場合は、荷物を頻繁に持ち運ぶ必要がありません。収納力のあるスーツケースが便利です。
- 荷物を整理して収納したい人
- 衣類や日用品をカテゴリーごとに分けたり、パッキングキューブを使ったりして整理しやすいのもメリットです。
- ホテルやアパートまでタクシーで移動することが多い人
- 空港からタクシーや配車サービスを利用して宿まで移動するスタイルなら、スーツケースでも不便を感じにくいでしょう。
- 重い荷物を持って長距離を歩くのが苦手な人
- 荷物を背負わずに移動できるため、肩や腰への負担を減らせます。
中南米旅行でもスーツケースが向いている人
中南米旅行でも、移動方法をあらかじめ決めていて、タクシーや配車サービスを利用することが多い人なら、スーツケースは使いやすいでしょう。
一方で、舗装されていない道路、階段、段差の多い場所を歩いたり、バスやバイクタクシーを頻繁に利用したりする場合は、スーツケースのキャスターが使いにくいことがあります。
そのため、スーツケースを選ぶ場合は、「どこを移動するのか」「どのような交通手段を使うのか」まで考えて選ぶことが大切です。
5.バックパックがおすすめな人
バックパックは、移動のしやすさを重視する人におすすめです。
特に、次のような人にはバックパックが向いています。
- 階段や舗装されていない道を歩くことが多い人
- 中南米では、歩道が狭かったり、道路がデコボコしていたりする地域もあります。バックパックなら、スーツケースのように地面を引いて歩く必要がありません。
- バスや乗り合いタクシーなどを頻繁に利用する人
- 荷物を背負って移動できるため、乗り降りが比較的スムーズです。
- 宿を探しながら移動する人
- 予約したホテルまでタクシーで移動する旅行とは違い、現地で宿を探して歩く場合は、バックパックの方が扱いやすいでしょう。
- 長距離を移動することが多い人
- 荷物を背負って両手を自由にできるため、移動中にスマートフォンで地図を確認したり、買い物をしたりできます。
- 荷物をできるだけコンパクトにしたい人
- 「持っていく物を厳選して、身軽に旅をしたい」という人にも向いています。
- バイクタクシーを利用する可能性がある人
- 地域によってはバイクタクシーが主な移動手段になっていることがあります。大きなスーツケースよりも、背負えるバックパックの方が扱いやすいです。
特に中南米を長期旅行・移住する人におすすめ
中南米では、都市によって道路状況や交通手段が大きく異なります。
そのため、「空港からホテルまで移動するだけ」ではなく、バスに乗ったり、歩いて宿を探したり、階段を上ったりする機会が多い人ほど、バックパックのメリットを感じやすいでしょう。
ただし、荷物が多い人や、長時間重い荷物を背負うのが苦手な人には、スーツケースの方が向いている場合もあります。
自分の旅行スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
6.バックパックを選ぶときに確認したいポイント
中南米を複数都市移動する場合、バックパックはデザインだけでなく、実際に背負って移動しやすいかを確認して選ぶことが大切です。
背負いやすいものを選ぶ
荷物を入れるとバックパックはかなり重くなります。
そのため、肩だけでなく腰でも荷物の重さを支えられるウエストベルト付きのものがおすすめです。
実際に背負ってみて、肩や腰に負担がかかりすぎないものを選びましょう。
大きすぎないものを選ぶ
容量が大きいほどたくさん荷物を入れられますが、その分、荷物も増えて重くなります。
中南米を移動しながら旅行するなら、「必要なものが入るサイズ」を選ぶことが大切です。
「大きい方が安心」と考えて容量の大きなバックパックを選ぶと、荷物を入れすぎて移動が大変になることがあります。
荷物を取り出しやすいものを選ぶ
バックパックは、荷物が奥に入ってしまうと取り出すのが大変です。
上から荷物を入れるタイプだけでなく、スーツケースのように大きく開けられるタイプもあります。
宿泊先を頻繁に変える人は、荷物を整理しやすく、必要なものをすぐ取り出せるタイプがおすすめです。
防水性・撥水性を確認する
中南米では突然雨が降ることもあります。
バックパックを選ぶときは、防水性や撥水性があるかも確認しておきましょう。
完全防水ではない場合でも、レインカバーが付属しているものなら、突然の雨から荷物を守るのに役立ちます。
防犯面も確認する
海外旅行で使用するなら、防犯面も重要です。
ファスナーにロックを付けられるものや、外側に大きなポケットが少ないものなど、簡単に荷物へアクセスされにくい構造のバックパックを選ぶと安心です。
また、貴重品はバックパックの外側のポケットではなく、体に近い場所に収納することをおすすめします。
実際に背負って長時間歩けるか考える
バックパックは、購入時に「容量」や「デザイン」だけで決めないことが大切です。
中南米では、バス停から宿泊先まで歩いたり、道路の状態が悪い場所を移動したりすることもあります。
そのため、荷物を入れた状態で長時間背負っても無理がないかを考えて選びましょう。
中南米を複数都市移動する予定なら、私は「たくさん入るバックパック」よりも、必要な荷物を入れて無理なく持ち運べるバックパックをおすすめします。
7.私がおすすめするバックパック
私がバックパックを選ぶときに特に重視するのは、長時間背負って移動しても疲れにくいこと、荷物を整理しやすいこと、そして海外旅行で使いやすいことです。
中南米では、バスを降りてから宿泊先まで歩いたり、舗装されていない道や段差のある道を通ったりすることがあります。
そのため、私はスーツケースのように引いて移動するタイプよりも、背負って両手を空けられるバックパックをおすすめします。
また、荷物をたくさん入れられることだけを重視するのではなく、自分が無理なく持ち運べる大きさ・重さであることも重要です。
私がバックパックを選ぶなら、特に以下の点を確認します。
- 長時間背負っても疲れにくい
- 荷物を整理しやすい
- 大きく開いて荷物を取り出しやすい
- 防水・撥水性がある
- 南京錠などでファスナーをロックできる
- 必要以上に大きくなく、持ち運びやすい
旅行用バックパックでは40L前後の商品も多く、機内持ち込みを想定したモデルもあります。ただし、航空会社によってサイズ・重量制限が異なるため、購入前に利用する航空会社の規定を確認してください。

